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2005年3月7日更新

アート・ミーツ・メディア:知覚の冒険

「メディア・アート」という言葉が一般的に使われるようになったのは、おそらく1990年代の初頭からで、多くの人にとってはまだなじみの薄い分野だといえます。しかし、ここ数年ますます多くの注目を浴びるようになり、展覧会やフェスティヴァルも数多く開かれ、また大学でも専門的に学ぶコースが次々に設立されています。

同時に、多くのひとがコンピュータを個人の表現手段として入手出来るようになったのもここ十数年の間に起きた大きな変化であり、また、冷戦体制の構造が崩壊しそれまで閉じられてきた諸領域を横断するような政治、経済、批評、芸術の活動が盛んになってきました。そこで、この展示では1989年以降をひとつの区切りとして設定し、現在までの状況を紹介することを意図しています。

さらには、厳密な定義はまだ与えられていないために、いろいろな分野へと開かれているメディア・アートについて、その特徴や可能性について考えることを意図しています。映像、コンピュータ、音響機器からインターネット、電波までを利用し、インタラクティヴ・アート、サウンド・アート、身体性や都市の問題と関わる作品など、多様な表現のスタイルが含まれています。

進歩し続けるテクノロジーは次々に新しいメディアを産み出し、何気ない私たちの日常的な行動や知覚も、常にテクノロジーを利用したメディアに介在されているといえます。普段は、そのことを強く意識することはあまりないでしょうが、アーティストたちは、こうしたメディアの特徴や役割を注意深く探索し、気づかれにくい働きや別の可能性を見いだす力を持っています。

メディア・アートとは、こうした社会にとっての不可欠な存在になったメディアとアーティストの創造性との絶え間ない出会いの間に成立しているといえるでしょう。
(パンフレットより抜粋)

展覧会出品アーティスト

グレゴリー・バーサミアン
ブラスト・セオリー
藤幡正樹
シルパ・グプタ
池田亮司
岩井俊雄
前林明次
ラファエル・ロサノ=ヘメル
ゲープハルト・ゼングミュラー
ジェフリー・ショー

期間:2005年1月21日(金)〜3月21日(月)
時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
場所:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
休館日:月曜日
入場料:一般800円(600円)/大高生600円(400円)/中小生400円(300円)
※()内は15名様以上の団体料金
※会期中1回に限り再入場可

主催:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
協力:BRITISH COUNCIL

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