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2005年6月9日更新

ジャック・アンリ・ラルティーグ写真展
「ジャック・アンリ・ラルティーグ氏の優雅で幸せな写真生活」

ジャック・アンリ・ラルティーグは、1894年パリ郊外の裕福な家庭に生まれました。1900年、6歳のラルティーグ少年は日記に書いています。

「パパは神様そのもの。僕に本物のカメラを買ってくれるといったんだ。(…)これですべてを写真に撮ることができる。すべて。すべてを!」

銀行家の父は息子に高価なカメラを贈り、以来ラルティーグは日記を書き綴ることと並行して写真を撮り、1986年ニースで92歳の生涯を閉じるまでおよそ20万枚もの写真を撮影したのです。

20代より画家として活動し、芸術家や作家とも盛んに交流のあったラルティーグは、1955年仲間達と写真展を開催。後に1963年、ニューヨーク近代美術館にて写真による個展が開催されて初めて、ラルティーグは69歳で“写真家”となったのです。

ラルティーグにとって写真は公表するためのものではなく、日常生活の中で心動かされる瞬間を記録し、アルバムにして家族や友人に見せて楽しみを共有するためのものでした。「写真を撮るということは、(自分が)存在することの楽しさと、自分の世界を見つめるものである」と述べているように、ラルティーグの写真は、生きた証であり、愛し、愛された幸せの証であったと言えるのではないでしょうか。

本展は、写真家自身の構成によって、1980年パリのグラン・パレにて展示された作品155点と、近年新たに加えられたプラチナ・プリント作品を展示いたします。
(パンフレットより抜粋)

期間:2005年5月28日(土)〜6月26日(日)
時間:10:00〜18:00(金・土は20:00まで)
場所:砺波市美術館
休館日:月曜日(祝・休日は会館)
観覧料:一般800円(700円)/小中高生400円(300円)
※()内は前売料金、20名以上の団体料金

主催:砺波市美術館/読売新聞北陸支社
共催:北日本放送
後援:フランス大使館/(社)日本写真家協会/富山県写真家協会/石川県写真家協会/福井県写真家協会/岐阜県広告写真家協会/新潟県写真家協会/砺波市写真協会/となみ衛星通信テレビ/FMとなみ/となみ芸術文化友の会
協力:L'Association des Amis de Jacques Henri Lartique/清里フォトアートミュージアム

砺波市美術館

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