2005年6月23日更新

大阪市立近代美術館（仮称）
所蔵名品展

20世紀には様々な芸術運動がおこり、優れた画家や彫刻家達が活躍しました。多彩な個性の時代に生まれた芸術は、私たちに見る喜び、心を満たす潤い、そして衝撃を与えます。

大阪市が中之島4丁目に建設をすすめている近代美術館では、日本と世界の近・現代美術を概観できる常設展示を目指しています。これまでに収集した3000点におよぶ所蔵品の中でも珠玉といわれるのが、国内でもトップクラスと評価されている西洋近代美術のコレクションです。

平成元年に収集したモディリアーニの＜髪をほどいた横たわる裸婦＞にはじまり、エコール・ド・パリの画家パスキンやキスリング、フォーヴィスムのドラン、佐伯祐三にも影響を与えたヴラマンクやユトリロ、未来派のボッチョーニ、形而上絵画のデ・キリコ、超現実主義のエルンスト、ダリ、マグリットなど、質の高い作品を収蔵しています。

このたびの展覧会は、一般の美術ファンだけでなく専門家からも公開の要望が高い西洋美術コレクションの醍醐味が堪能できるよう、これらの著名な美術家達の絵画作品を中心に版画や彫刻も加えた約50点を展示します。
（パンフレットより抜粋）

期間：2005年4月23日（土）〜7月3日（日）
時間：11:00〜19:00（入館は18:30まで）
場所：大阪市立近代美術館（仮称）心斎橋展示室
休館日：水曜日
入館料：一般500円（400円）／高大生300円（200円）
※（）内は20名以上の団体料金／中学生以下、大阪市内在住で65歳以上の方（要証明）および障害者手帳をお持ちの方（介護者1名を含む）は無料

主催：大阪市教育委員会（近代美術館建設準備室）／日本経済新聞社
後援：財団法人大阪都市協会／財団法人大阪21世紀協会