2005年7月6日更新
美術の20世紀
ふり返ると20世紀は、激動の時代でした。西洋では新たな価値観が芽生え、美術における転換期をむかえていました。一方、日本では、明治維新によって、ようやく近代化の道を歩み始め、先進的な西洋美術を取り入れて、新たな表現を模索していたのです。
そのなかで、作家たちは、国家という全体的な枠組みを超えて、自らの自由な表現を見つけ出します。誰のものでもない自分だけの風景、人間や物質の中に秘められた内面性、そしてあらゆる物を超越し、時代を超えて伝わる感性。
これらを生み出し、今も私たちに感動を与え、未来に向けた想像をうながしているのが、20世紀という豊かなる表現の時代なのです。
(パンフレットより抜粋)
期間:2005年6月4日(土)〜7月10日(日)
時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
場所:滋賀県立近代美術館
観覧料:一般900円(700円)/高大生650円(500円)/小中生450円(350円)
※()内は前売および20名以上の団体料金
主催:滋賀県立近代美術館/静岡県立美術館/「美術の20世紀展」実行委員会/京都新聞社
後援:滋賀県教育委員会/NHK大津放送局
助成:財団法人地域創造
滋賀県立近代美術館