2005年7月26日更新

テキスタイルクリエーターの肖像

わたし達が暮らす身の回りには、繊維素材でつくられたモノや染織されたモノが多く存在しています。衣服から、テーブルクロスやカーテンのようなインテリア製品まで様々なモノが生活の中に溶け込んでいます。

それらは、大きな企業で大量生産されたモノであったり、作家による手作り品や1点モノであったりします。

今回の展覧会では、いわゆる染織作品やテキスタイル作品の展示ではなく、自分の表現方法として、生活の糧として、テキスタイルにしがみつき、あるいはテキスタイルから派生した形で、我々の生活や社会にアプローチをかけている者達をクローズアプし彼等の「商品」となっているモノや「参考作品」を展示します。

地場産業と結びつきオリジナルなアロハシャツを展開したり、テキスタイルを学んだ後に革製品の制作に辿り着いた者、フリーで自分のデザインを商品化へと結びつけ国際的なレベルで展開していたり…、出品者や出品作は様々です。

これらの出品作や出品者から、より身近にテキスタイルを捉えてもらえればと思いますし、作家自身の表現や生き方から、今後、染織やテキスタイルを目指す者達にとって希望をもって欲しいと思います。
（DMより抜粋）

出品

・雨宮賢
・大村図画工作室
・岡野優
・祭九十九
・繁田真樹子
・平石はるか（ハル型）

期間：2005年7月11日（月）〜7月30日（土）
時間：12:00〜19:00（土曜日〜17:00）
場所：大阪成蹊大学芸術学部 学内ギャラリー<space B>

主催：大阪成蹊大学芸術学部 綜合芸術研究センター
企画：室田泉（大阪成蹊大学芸術学部 テキスタイル表現研究室専任講師）

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