2005年7月27日更新
光・水辺の球
大久保英治展
日本では数少ないランドアーティストとして国際的に活躍している大久保英治の個展を開催します。
大久保英治は1944年西宮市に生まれ、1978年頃から流木を使った作品制作をはじめました。1980年代にイギリスに渡り、ランドアーティストと呼ばれる自然の素材をつかった野外での表現に接するなかで、日本人の自然観や生活文化に根ざした独自の作風を確立していきます。
また近年では、東アジアを出発点として地域交流の歴史をさかのぼる「ユーラシア・アートプロジェクト」に取り組むなど、その精力的な活動はますます注目をあつめています。
この展覧会では、大久保英治が自らの表現を確立した1980―1990年代の代表作約20点を中心に、杉の枝を編んでつくる新作のインスタレーション「光・水辺の球」の公開制作を行います。
堅固なイメージのなかに、繊細で豊かな自然との対話を感じさせる大久保英治の作品世界をお楽しみください。
(フライヤーより抜粋)
期間:2005年7月9日(土)〜8月7日(日)
時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
場所:西宮市大谷記念美術館
休館日:水曜日
入館料:一般500円/高大生300円/小中生200円
※ココロンカード、のびのびパスポート、西宮市の寿手帳を呈示の方は無料
主催:西宮市大谷記念美術館
後援:西宮市/西宮市教育委員会
助成:財団法人地域創造
西宮市大谷記念美術館