2006年12月6日更新
ボストン美術館所蔵
肉筆浮世絵展 江戸の誘惑
菱川師宣、喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川広重……。江戸時代に活躍した代表的な浮世絵師達が描いた肉筆の浮世絵が、アメリカ・ボストン美術館からやってきます。
明治時代に来日したアメリカ人医師のウィリアム・ビゲロー氏は多くの浮世絵を買い集め、そのほとんどをボストン美術館に寄贈しました。
本展では、このコレクションを中心に選りすぐった約80点の名品を世界に先駆けて紹介します。これらの作品が日本に里帰りするのは、実に1世紀ぶりの事です。
世界に数点しか現存しない鈴木春信の肉筆画や、完全な形で初めて発見された北斎の幟絵など、極めて貴重な作品もあり、そのほとんどが日本初公開となります。
版画にはない肉筆の鮮やかな色彩を堪能し、江戸の風俗や文化を体系的に振り返るまたとない機会になるでしょう。
(フライヤーより抜粋)
期間:2006年10月21日(土)〜12月10日(日)
時間:9:30〜17:30/土曜日は19:30まで(入館は閉館の30分前まで)
場所:江戸東京博物館
主催:財団法人東京都歴史文化財団/東京都江戸東京博物館/ボストン美術館/朝日新聞社
後援:外務省/文化庁/アメリカ大使館
特別協賛:フィデリティ投信
協賛:大日本印刷
協力:日本航空
江戸東京博物館