2007年2月10日更新

新春特別展覧会
京都御所障壁画

現在の京都御所の御殿は1855年（安政2年）に造営され、内部の障壁画は、当時のわが国絵画界を担っていた精鋭の絵師達が総動員されて描かれました。それは、いわば19世紀の京都画壇のタイムカプセルとも言える貴重なもので、当時の画壇の全容を如実に物語っています。

本展では、御殿建物や障壁画の保存管理の観点から、広く公開されることのなかった京都御所の珠玉の障壁画が初めて一挙後悔されます。

多くの方々に、雅に彩られた宮廷文化に接していただくことを通して、わが国の芸術文化を改めて見直し、理解を深める契機となり、また、皆様のそのご理解によって、文化財の保護が一層推進されることを願うものです。
（フライヤーより抜粋）

期間：2007年1月6日（土）〜2月18日（日）
時間：9:30〜18:00／金曜日は20:00まで（入館は閉館30分前まで）
場所：京都国立博物館
休館日：月曜日（2月12日は開館、2月13日は休館）
観覧料：一般1,200円（1,000円／900円）／高大生800円（600円／500円）／中学生無料
※（）内は前売／団体（20名以上）

主催：京都国立博物館／宮内庁京都事務所／京都新聞社

Kyoto National Museum