2008年2月12日更新

川端康成と東山魁夷　―響きあう美の世界―

ノーベル文学賞受賞作家・川端康成が、現代を代表する日本画家・東山魁夷と親しく交流したことはこれまでにも知られていましたが、近年、康成と魁夷の間に交わされた書簡がまとまって発見され、あらためて注目されました。そこには、魁夷の作品や康成が収集した美術品をめぐる、二人の芸術家の魂の交流をうかがうことができます。

本展では、往復書簡や折々に記された康成と魁夷の言葉をガイドにして、魁夷の作品の数々を見つめ直すとともに、川端康成記念会が保管するコレクションから著名な3点の国宝や新発見の作品など、康成が所蔵していた美術品をあわせて展示します。

二人が交わし紡いだ珠玉の言葉と傾注した美術の競演をご堪能ください。
（フライヤーより抜粋）

期間：2008年1月16日（水）〜2月24日（日）
時間：10:00〜18:00（入館は17:30まで）
場所：京都文化博物館
休館日：月曜日（月曜日が祝日の場合は開館、その翌日休館）
入場料：一般1,000円（800円）／大高生700円（560円）／中小生400円（320円）
※（）内は前売り及び20名以上の団体料金

主催：京都府／京都文化博物館／毎日放送／毎日新聞社
後援：京都市／京都府教育委員会／京都市教育委員会／京都商工会議所／京都府観光連盟／京都市観光協会／歴史街道推進協議会／NHK京都放送局／KBS京都／エフエム京都
監修：川端香男里（川端康成記念会理事長）／平山三男（川端康成記念会評議員）／東山すみ

京都府京都文化博物館