2008年3月4日更新

日本女性の時代装束展

昭和のはじめ、はからずも戦争機運の高まりの中で、3回の開催にて姿を消したものの、思いをひとつに京都にて盛大に執り行われた染織祭＜昭和6年（1931年）〜昭和8年（1933年）＞は染織業界にとって忘れることのできない一大ページェント。

ことに第3回開催では、古墳時代より江戸時代後期にいたる100余領の時代装束が、確かな時代考証をもとに、あらゆる技術技法を駆使して復元され、延々4キロにも及ぶ大行列が、岡崎公演の祭場に向かった光景は、まさに一大絵巻物を現出し、都大路はこれを見る市民で埋め尽くされました。

このすべてが現在は社団法人京都染織文化協会にて収蔵され、ここに機会を得て、伝統の所産を時代推移で初展示するものです。
（フライヤーより抜粋）

期間：2008年3月6日（木）〜3月15日（土）
時間：9:00〜17:00（ただし入場は16:30まで）
場所：京都市美術館
観覧料：一般800円／高・大学生400円
※70歳以上・中学生以下は無料

主催：（社）京都染織文化協会
共催：京都織物卸商業組合
後援：京都府／京都市／京都商工会議所／京都府教育委員会／京都市教育委員会／（社）京都府観光連盟／（社）京都市観光協会／歴史街道推進協議会／NHK京都放送局／京都新聞社／エフエム京都
協賛：（社）全日本きもの振興会／（財）京都和装産業振興財団／京友禅協同組合連合会／京染卸商業組合／西陣織工業組合／西陣織物産地問屋協同組合
協力：京都百貨店協会／京都呉服専門店会／京都織物小売協同組合

京都市美術館